カサブランカの利雪栽培その後(2001.7.17)

7月17日

雪が融けたところからユリは芽を伸ばし始めます。多いところでまだ50cmくらいの雪。
モミガラが残ることによって地温低下、水分保持がなされ、ユリの発芽・発育にも好適な条件を作り出します。

直径3cmちかくある力強い芽が、ちょうど雪の消えたところから顔を出しています。
雪の消えた順に採花となるため、採花期間は一枚の畑でなんと1ヶ月半。まとまって出ることが無いので楽といえば楽。長い期間毎日通うのが面倒といえば面倒です。

モミガラのかからなかったところは、もうこんなに成長しています。草丈1.3m以上。つぼみの数、平均で10。カサブランカは他のユリよりも茎が弱くなりがちですが、この畑ではそんなことは一切ありません。
7月20日すぎには上に寒冷紗が張られ、お盆の直前(8月10日ごろ)から出荷スタート。9月のお彼岸ころまで続きます。
ちょっとマッチョすぎるといえばそれまでですが、言い方を変えれば超豪華。つぼみもかなり力強く大きくなります。

7月下旬からご注文の受付を開始します。お盆用に最高のカサブランカをいかがでしょうか。